大阪社保協通信 第1195号 2018.11.5
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11月2日、大阪社保協・大東社保協共催「介護要求・交渉学習会」開催
11月2日午後から対市交渉に向けての学習会を行いました。大東社保協から地域加入団体に呼びかけ32名の参加がありました。
大阪社保協介護対策委員の日下部雅喜さんから、昨年11月の大東市介護現地調査の取り組みをはじめ、大東市が進める介護の問題点や、この間の対市交渉と回答から取り組みの到達点について説明がありました。
また寝屋川市の医療機関の江坂(竜二)さんの報告では、一昨年前から開始された寝屋川市での新総合事業で、短期集中通所型サービスのモデル事業導入についての経過を話されました。実証事業(研究)対象者の募集や利用者のケアマネが自立支援に資するケアプランの作成する実証研究が実施された事例を紹介されました。経過から寝屋川市でも自立支援の大義のもとに要支援者の切り捨てがなされていることが報告されました。
大東社保協では11月27日に介護保険料の引き下げ、低所得者減免制度の拡充など7項目について対市交渉を予定しています。 【大東社保協 天野一之】
大東市・介護保険に関する要望書 大阪社会保障推進協議会及び各地域社保協は現在、大阪府内市区町村に対して「2018年度自治体キャラバン行動」を実施中です。 大東市長からも8月16日付で『文書回答』をいただきました。この自治体キャラバン行動は府内統一の要望内容となっております。頂きました「文書回答」も踏まえ、さらに大東市独自の内容も加え、以下の内容での要望書を提出いたしますので、文書回答を頂いたうえで、懇談を設定していただきますよう強く要望いたします。 【要望内容】 1. 一般財源からの繰り入れを行い、第1号介護保険料を引き下げること 2. 介護保険料の低所得者減免制度を拡充すること @収入要件は1人150万円以下、世帯人員が増えるごとに50万円加算 A収入金額から社会保険料及び医療費を控除すること B資産要件を撤廃すること C減免額は第1段階の半額以下とすること 3.現行相当(ホームヘルプ・デイサービス)はすべての要支援認定者が利用できるようにすること 4.「卒業」という言葉を介護保険では使用しないこと 5. 要介護認定受付「窓口マニュアル」を見直し、相談者全員に認定申請の案内をすること 6. 要介護認定は30日以内に結果を出すことを徹底すること。なお、認定調査票の写しを交付すること 7. 地域包括支援センターは「地域」ごとに設置し、予防プランはケアマネジャーに公平に委託すること |
大阪府民生活実態調査続報〜29地域社保協が取り組んでいます。データ送付締切は11月末です!!
大阪府民生活実態調査は現在29の地域社保協に取り組んでいただいています。
★調査に取り組んでいる社保協 ※入力データ送信をしていただいたところはカコミ
寝屋川市・門真市・枚方市・大東市
富田林市・藤井寺市・大阪狭山市・河内長野市・羽曳野市・松原市
摂津市・豊中市・茨木市・吹田市・高槻市
東大阪市
大阪市住吉区・天王寺区・中央区・北区・都島区・大正区
堺市・熊取町・岸和田市・高石市・泉佐野市・泉大津市・和泉市
★アンケート自由記載欄から(大阪市北区・都島区)
□介護保険料が高いわりに介護の自己負担が多い。内容も十分でなく将来が不安。
□消費税がこれ以上になったら家計負担が相当重くなり生活が苦しくなる。
□60歳を過ぎるとあちこち悪いところが出てきます。医療費の負担が今3割なのでこたえます。できたら昔のように少しでも負担を少なくしてほしい。
□国保料が別に赤字でもないのに何故どんどんあがるのか(やめてほしい)
□市営住宅の5階でエレベーターがないこと、階段がきつい
□70歳より医療費支払は1割で済んでいましたが、75歳から後期高齢者医療保険料が加わり、国民健康保険は下がりましたが、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者保険料を総合すると、昨年度の支払医療費金額1割負担に対して、10割以上の保険料支払いを強いられています、年金は増えないのに、保険料は何故上がるのでしょう、今後医療費支払が1割負担が2割負担になるとの情報もうわさされてますが?
□歯医者に行きたいが治療費が高いと思うと行けない。
□子どもの教育、親のあり方、再婚同士で子どもが体罰されなくなるのが多い。(どちらかがバツイチというのが悲しい)
□いつも子どもが犠牲者でもっと命の尊さを学ぶ教育を考えてほしい。"
□介護保険の使い方に以外がある事と保険を使用していない人に対しの”ごほうび”見たいな事があれば使わずにいる人に意義があるのではないかと思います。使わないと損みたいなことがなくなると思うのですが?
□私たちは生活を切り詰めてまででも納税を続けています。その大切な税金は税金を払っている私たちが少しでも健康的に生活し、また更に納税を続けている社会、環境づくりに使用してください。その点では、災害対策が急務の課題です。
□天災や震災はまた必ず起きます。カジノなど商業施設は要りません。
□社会保険料があまりにも高い。
□災害や天災に対する備えを公的にしっかりしてほしい。
□主人が口うるさくて困ってます。その上何かにつけて細かくていやになります。
□家の片づけをするとき、重いものが持てなくなった。
□今年の夏は気温が高くて体調を崩した。(クーラーがないので)
□最近夜遅く(深夜1時ごろ)近所の道路を大きなトラックが通るのが多くなりうるさくて寝苦しい。"
□年金を減らされるのが一番困る。
□病院も薬代がかさむので今は何とか払えているが今後も減らされると病院に行けなくなる。
□今でも食事が一日2食なので先が心配です。"
□市営住宅の団地の家賃、収入制から間取りを築年制にしてほしい。
□大家族にはもう一件住宅を貸していただきたい"
□近所の工事の音に困っています。昼休みの時等、ゆっくり家で過ごせず、涼しい日でも窓やベランダを締め切っていてそれでもうるさくて精神的につらいです。
□心情を分かち合える人がいなく孤独。
□もう少し弱者の立場になって区役所などの手続きや(行けないのにこないとダメ等)その他のことを考えてほしい。
□ルールや決まりごとは普通に生活できる人を基準に考えられています。
□私はまだ家の中では自由に動けるので良いほうですが、それでも体調が良くて動いているわけではありません。
□ルールや決まりごとを作らないといけないのはわかりますが、それに従えない理由の人たちはいっぱいいます。できることならしますができないのです。梅田の住宅管理センターで証明書を発行するのに来ないとダメと言われ、たぶんパニックで倒れますを言っても決まりだからと言われました。(体調がものすごく悪いとき)もっと弱者に希望のある世の中にしてください。私よりも困っている人がたくさんいるはずです。特に今後老人が増えていくのだから。"
□介護保険料が高すぎる。2ヶ月に136043円しか年金がないのに介護保険料15600円天引きされる。
□すぐに入りたい人が入れる老人施設などが近くにあれば良いと思う。
□近所の人で夫婦でタクシー使って病院へ行っている、医療費よりタクシー代が高くて困っていると聞いた。いずれ私もそうなるかもしれないので1人で歩けない人のために何か良い方法はないものか。"
□介護保険料(第7段階)の金額に腹立たしい思いをしている。
□今年3月から再雇用のためシニア職員、賃金は半分近くになったものの市民税は28500円、来年5月までの税額は納得できない。
★集約データは11月末までに大阪社保協宛メールをおねがいします。
実態調査が終わったところには、入力フォーマットへの入力をしていただいたうえで、大阪社保協までメールをお願いします。入力ができないところは、調査票そのものを大阪社保協宛お送りください。
入力フォーマットは大阪社保協ホームページトップ「大阪府民生活実態調査」にありますのでご覧ください。 http://www.osaka-syahokyo.com/18life/index_18life.html
★☆★☆★☆★☆★☆当面の機関会議・取り組み予定★☆★☆★☆★☆★☆
11月9日(金)北河内ブロック会議(14:00-けいはん医療生協本部)
11月11日(日)介護認知症なんでも無料電話相談
11月14日(水)河南ブロック会議(14:00-松原民商)
11月17日(土)大阪社保協第3回幹事会(14:00- 大阪府保険医協会)
11月26日(火)介護保険対策委員会(19:00- 大阪民医連)