大阪社保協通信   1193号 2018.10.18

メールアドレス:osakasha@ poppy.ocn.ne.jp    大阪社会保障推進協議会

  http://www.osaka-syahokyo.com/index.html   TEL 06-6354-8662 Fax06-6357-0846

 

大阪府民生活実態調査最終締切は11月末に延ばします!

大正区社保協、河内長野社保協から早くも集約届きました!

 9月から大阪の各地域社保協に取り組んでいただいている「大阪府民生活実態調査」ですが、これから取り組むという地域も沢山あるため、集約報告の締切を11月末に延ばしました。まだ、相談が出来ていないというところも、ぜひこれからでも間に合いますので、ご検討ください。

★大正区社保協・河内長野社保協から集約表が届きました

 本日、大正区社保協と河内長野社保協からエクセルの集約表に入力されたデータが届きました。河内長野社保協からは報告書が届きましたので紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

□地域社保協名              河内長野社保協                                         

□調査先 河内長野市木戸東府営住宅に300件の調査票を配布し9月27日に78件回収

□調査票回収のための訪問の際にわかった住民の状況や、生活実態に対する声など

927日当日は12名6組に分かれて訪問。300件全部を訪問し、留守宅には「アンケート調査の回収に伺いました」のメモ用紙を投函。その日は75件の回収ができ、後日連絡が入り2件の回収、合計78件の回収ができました。

平日(木曜日)の昼間の訪問・回収だったが、協力的な人が多く「実態調査の回収に・・・」と話すだけで、事前配布したアンケート調査用紙を渡してくれた。(1週間前に配布した用紙なんてほとんどが処分されているだろうと予測して、100件分の聞き取り調査を覚悟していたが、そうではなかった)

回収できたアンケートは高齢世帯が多く、現役世帯の回収できなかった。土日に回収したら、違っていたかも。                                                                              

□調査全般に関してお気づきの点について(早急に対応すべき点や今後の改善点など)

自由記載欄に記入している人は、枠内にびっしりと書かれており、困っている状況も書かれているのだが、無記名アンケートなので、どの人が書いたのか後追いができなくて。

100件目標で後の23件分は、後日(11月10日(土))に再度回収予定。             

□自由記述欄からの抜粋

・介護保険払ってない時期があった為 利用料三割払っています。大変です

・年金のほうで年金額が低いので生活が苦しいです。介護保険料が年金から引かれるので介護保険料があまりにも高すぎます。日々の生活が苦しいのにやっていけません。国保も高いみんなしんどい。大変です何とかしてください。これでは死にたいぐらいです。

・夫がアルコール依存症で暴力と言葉の暴力で我慢しながら子供が18歳(三人目)の時に離婚した。私が45歳の時でした。長男と次男は川崎と東京で家庭を持ち立派に暮らしています。が相当に仕送りやら学費とお金を使った。それが親の務めと思ったからです。が、今考えるとそれで良かったのかと考えてしまう。娘(長女)は夫のアルコール依存症により強迫性障害になり今も心療内科に通い薬を飲んでいる。結婚もできず現在パートの6時間勤務しか出来ない。将来が心配になります。私は夫のことで心臓が悪くペースメーカーです。なかなかにして無理が出来ず職場を変えながら生活しています。

・消費税ってほんまに上げる気なんでしょうか?知らないうちに色々な物の値が上がってきているのに ここで消費税まで上がってしまうと生活できなくなります。将来の為に今やることはもっと無駄を省くことを行政は考えるべきだと思います。

・貯金がないので急な出費とか余裕がない。(葬式や病気で入院)まだ年金が満額ではないので生活が

厳しい

・年金が徐々に減少していくのに医療負担が増加。(保険料負担も含めて)

・自身の精神疾患について話せる人がいない。発病したのが昔なので忘れたほうがいいのかとも思いますが。

・困っていても市も国にも何の期待もしない。市長に声は届かない。書いても無駄

・介護保険を廃止しろ

・@68歳まで元気でしたが急にこんな病気にかかり病院代が高くかかります。病気にかかる前は細々と生活していました。こんな病気ももう少し安くしてほしいです。A日赤病院で入院した時歯科で縦にひびが入っているから抜かなくては駄目だと言われて一本とその他一本を抜かれた後治療に行ってないので胃が気持ち悪くて歯科にも行きたいのですがお金もいるし近くになかなかないので困っています。B耳が27歳位から耳鳴りが少ししていましたがあっちこっち耳鼻科へ二年位行きました。同じ治療ばかりでした。検査した日は高く治療費がいりました。60歳位から体の機能がおちてきて、聞こえにくくなってきて左の耳は全く聞こえない。隣で滝の音が鳴っているようで右の耳は二割ほど聞こえている。

・ずっと働いているので近隣との付き合いがない。自治会活動に協力したいが、負担を考えると積極的にできない。年金の受給まであと10年は働かないといけないが非正規なので不安はある。でも、収入が多くなったら退去しなければならないので(府営なので)正職員を希望できなかったし高額の家賃を払う余裕はなかった。誰のせいでもないので人に相談したことはないが。 

・精神的に不安定な子がいるため親もかなりまいっています。別々に暮らせるシェルターのようなものがあればと思っています。                                                                                                   

★エクセル入力が難しいところは、調査票そのものをお送りください

 都島区社保協、北区社保協からはエクセル入力が難しいということで、調査票そのものが届きました。大阪社保協で入力をします。

 

もう手にとっていただけましたか「2018-2020相談活動ハンドブック」〜活用講座を開きませんか?

 9月に発行した大阪社保協「相談活動ハンドブック」、大好評です。大阪社保協事務所には毎日、ハンドブックを買いに来る人がいます。税金のこと、控除のこと、労働問題、障害者手帳や自立医療のこと、医療費のこと、介護保険のこと、生活保護のこと、子育てのこと・・・今回の改定では、働いている方や子育て中の方にも役立つ情報を満載としました。これで300円は安いと大好評です。

 かわちの医療生協からは東大阪市と大東市で組合員さん向けの「活用講座」への講師依頼も来ています。ぜひ、このハンドブックを使って活用講座を企画しませんか?