大阪社保協FAX通信 第1150号 2016.11.14
メールアドレス:osakasha@ poppy.ocn.ne.jp 大阪社会保障推進協議会
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地域医療構想と介護保険で「地域包括ケア」は可能か!?11月20日にシンポジウムを開催、ぜひご参加を!
大阪社保協では今年の1月から「介護保険抜本見直し検討会議」を立ち上げ議論を重ねています。
介護保険は、「川上から川下」、つまり、病院から患者を退院させ地域にもどし、そこで在宅看護・介護をする受け皿として介護保険を位置付けられており、「地域包括ケアシステム」とは地域で24時間365日、重度者でも在宅で生活できるようなシステムとされています。
大阪社保協「介護保険抜本見直し検討会議」では、8月に大阪府内全病院・全老人保健施設入所者退所者動向調査を行いました。この調査から見えてきた結果を分析しながら、地域の医療と介護の実態から国の進める医療再編・介護改革の問題点を明らかにし、国民の側からどう考えるかを議論するシンポジウムを開催することとしました。以下企画概要です。
11.20シンポジウム企画・概要
☆テーマ 「地域医療構想と介護保険で『地域包括ケア』は可能か〜高齢者の尊厳を守るために」
☆主 催 大阪社会保障推進協議会
☆日時・場所 11月20日(日)午後1:30〜5:00/会場 大阪民医連会議室
☆参加費 1000円
☆企画案
1時30分 主催者あいさつ 井上賢二 大阪社保協会長
1時35分 @家族から訴える 報告者 雨田信幸さん
1時50分 A病院・老健アンケート(入院・入所前、退院・退所後)の報告
報告者(鴻上圭太さん・北垣智基さん いずれも健康福祉短期大学講師)
2時20分 B問題提起 「地域包括ケアと地域医療構想 高齢者の尊厳は守れるか」 佛教大学 岡崎祐司教授 (50分)
3時10分 休憩(10分)
3時20分 Cシンポジウム コーディネーター(岡崎祐司教授)
15分×3人 45分
・病院から
上山病院地域連携室MSW 江坂竜二さん(退院の実態と問題点)
・老健から よどの里支援相談員社会福祉士森部登美子さん(入所経路、対処に向けての苦労など)
・地域医療から 入谷医院医師 入谷純光さん(開業医の実態と在宅医療)
4時05分 シンポジスト 二順め発言 5分×3人=15分
※会場発言
4時40分 Dまとめ 大阪民医連
Eアピール提案 採択
5時00分 終了
※資料希望の方は、「11.20シンポ資料集希望」と明記し、資料代送料込1200円を
郵便振替口座 00970-5-30475 加入者名 大阪社会保障推進協議会 宛お送りください。
介護福祉総がかり行動への賛同を、みんなで行こう!11.25切り捨てアカン!本気の大集会へ!!
大阪市新総合事業の取り組みの中で共同行動をとりくんでいる「安心できる介護を!懇談会」とともに、介護の切り捨て―介護保険制度次期大改悪と新総合事業(要支援切り)に反対し、できるだけ多くの人々と共に集会に取り組もうと、介護・福祉分野での「総がかり行動」をすすめています。
現在11月25日の集会への参加と「共同アピール」への賛同をあらゆる団体・組織・事業所・分会・班、そして個人のみなさんに呼びかけています。11月11日現在、賛同をおよせいただいている団体・個人は以下です。まだまだこれからです。賛同いただける団体・個人のみなさまは
11月20日までに大至急およせください。大阪以外の団体・個人からも賛同をお寄せいただいています。
賛同団体・個人 順不同
◇福祉用具国民会議 ◇公益財団法人認知症の人と家族の会
◇全大阪生活と健康を守る会連合会(会長 大口耕吉郎) ◇生活保護問題対策全国会議
◇(有)おとくに福祉研究所・きょうと福祉倶楽部
◇大阪府・市の労働と人権問題を考えるネットワーク
◇堺社会保障推進協議会 ◇天王寺区社会保障推進協議会(会長 山崎健逸)
◇住吉区社会保障推進協議会(会長 坂田哲也) ◇城東区社会保障推進協議会
◇西成区社会保障推進協議会(代表 小澤力) ◇大阪狭山社会保障推進協議会
◇大阪市中央区社会保障推進協議会
◇釜ヶ崎ストロームの家による人権侵害を許さない会
◇新日本婦人の会西淀川支部
◇ 同 大阪狭山支部
◇ 同 富田林支部
◇おおさかユニオンネットワーク ◇管理職ユニオン・関西
◇大阪電気通信産業合同労働組合 ◇大阪自治体労働組合総連合
◇大阪衛生都市職員労働組合連合会 ◇特定非営利活動法人エヌ・ピー・オーみなと
◇NPOみなと合同ケアセンター ◇デイサービスつむぎの家 ◇河内義肢装具製作所
◇医療法人山紀会やまき介護すてーしょん ◇ケアプランセンターえがお
◇怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク ◇枚方市職員労働組合
◇全国一般労働組合東京南部ケアーワーカー連絡会
◇全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会 ◇高齢者の居場所づくりをすすめる連絡会
◇安心と笑顔の社会保障ネットワーク ◇特定非営利活動法人長居公園元気ネット
◇IRREGULAR RHYTHM ASYLUM竿
◇けいはん医療生活協同組合 ◇きょうされん大阪支部 ◇日本民主医療機関連合会
◇「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会
◇すみれ児童館 ◇年金者組合大阪狭山支部 ◇年金者組合大阪府本部
◇ヘルスコープおおさか ◇三一書房労働組合 ◇大阪全労協
◇大阪府理容生活衛生同業組合 ◇福祉・介護・医療労働組合(ケアワーカーズユニオン)
◇港合同 ◇港合同南労会支部 ◇ケアプランセンターかめハウス
◇連帯ユニオン 連帯ユニオンクラフト支部 全港湾大阪支部
◇働く女性の全国センター(ACW2) ◇関西争議交流会
◇アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合 ◇神戸高速ユニオン
◇鈴木勉(仏教大学社会福祉学部教授) ◇武内一(仏教大学社会福祉学部)
◇平出正人(大阪電通合同) ◇馬場徳夫(NPO労働と人権サポートセンター・大阪 理事)
◇小林るみ子(神戸市議) ◇伊藤俊郎(介護福祉士) ◇村谷千恵子 ◇平岡つや子
◇山根美佐子 ◇橋本光代 ◇山根敬子 ◇木下京子(いのこの里を育てる会会長)
◇金久辰子(新日本婦人の会・吹田支部) ◇大畑マリ子(新日本婦人の会・とよつ班班長)
◇大西春美(新日本婦人の会・とよつ班 コーラス小組アザリア)
◇かがや富士子(群馬県議会議員) ◇辻本勝(城東区社保協)
◇仲居多津子(年金者組合城東支部執行委員長) ◇北明美 ◇杉村和美 ◇小番伊佐夫
◇竹信美恵子(和光大学現代人間部現代社会学科) ◇藤原千代 ◇藤原一郎
◇要宏輝(大阪府労働員会元労働者委員) ◇栗田隆子(ACW2代表) ◇伊藤みどり(介護労働者)
介護の切り捨てアカン!本気の大集会! ★日時/会場 年11月25日(金)18時半〜 エル大阪南館ホール ★特別講演 田部井康夫さん(認知症の人と家族の会 副代表理事 社会保障審議委員) ★介護の分野からリレートーク ★報告 日下部雅喜さん(大阪社保協介護保険対策委員長) ★高齢者人権宣言 水野博達さん(大阪市立大学創造都市研究科特任教授) ★アピール採択 |
★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆今後の予定★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
11月14日(月)介護なんでも電話相談(10:00-17:00)
11月18日(金)介護保険対策委員会(19:00-大阪民医連)
11月19日(土)大阪社保協「第3回幹事会」(14:00-大阪府保険医協会)
11月20日(日)シンポジウム「地域医療構想と介護保険で『地域包括ケアシステム』は可能か」(13時30分-大阪民医連)
11月25日(金)11.25介護福祉総がかり学習決起集会(18:30-エルおおさか南館)
12月1日(木)大阪社保協事務局会議(14:00-大阪社保協事務所)
12月5日(月)滞納処分対策委員会(19:00-彩法律事務所)
12月6日(火)介護保険新総合事業大阪市・堺市対策会議(19:00-大阪民医連)
12月9日(金)差押え問題相談員養成講座(18:30-大阪府保険医協会)
12月15日(木)大阪社保協常任幹事会(18:00-国労会館)
12月20日(火)差押え問題ホットライン(10:00-20:00)
12月21日(水)泉州ブロック会議(14:00-岸和田市職員会館)
11.25集会賛同と呼びかけのお願い
安倍政権による社会保障切捨て政策が加速しています。介護保険制度については、「介護離職ゼロ」のかけ声とは裏腹に「保険料あって介護なし」の大改悪が目前に迫っています。
この暴走にストップをかけなければ!という危機感と怒りで、私たちは過日、介護・福祉総がかり行動(準)を立ち上げ、共同アピールをつくりました。この趣旨で、11月25日「介護の切り捨てアカン!本気の大集会」を開催することを決定しました。多くの皆さんに共同アッピールへの賛同と集会成功のためのご協力を頂くことができれば、国・自治体の「介護切り捨て」を阻む力につながっていくと確信しています。東京でも、期せずして11月11日(介護の日)に「守ろう!介護保険制度・市民の会/秋の大集会」(衆議院議員会館)が開催されます。大きな世論を盛り上げる時です。
ぜひとも共同アピールに賛同し11.25集会に参加・呼びかけを頂きますようお願いします。
共同アピール
[介護の切り捨てと負担増を中止し、安心できる介護を実現するため共同の輪を広げよう]
介護保険制度が重大な局面を迎えています。
2015年から始まった要支援者サービスの一部保険外し・市町村事業化、2割負担の一部導入に続き、次期介護保険改定に向け、さらなる軽度者サービス切捨てと利用者負担増が検討されています。
昨年から狙われていた方向は、@要介護1.2までの生活援助サービスと福祉用具等を自己負担化(一部補助) A要介護1.2までの通所介護(デイサービス)などを市町村事業へ移す B74歳までは利用者負担を原則2割に引き上げる―というものでした。そして政府の「改革工程表」では、2016年末までに結論、2017年通常国会に法案提出となっています。
もし、この方向での「改革」が推し進められれば、要介護認定者600万人の約65%の人びとが介護保険給付の対象から外され、それ以外の人も大幅な負担増を押し付けられることになります。まさに、「保険料あって介護なし」であり、「国家的詐欺」というべき事態です。
この「改革方向」に対し、多くの国民から反対の声が沸き起こり、多くの地方議会も意見書を採択しています。こうした中で、厚生労働省は最近、要介護1・2の人の生活援助サービス等を保険給付から外す方針について今回は見送ることを表明しました。
しかし、一方で、軽度者に対する負担増と生活援助サービスの基準・報酬の大幅切り下げを検討しています。
さらに、来年度移行が完成する要支援1,2のホームヘルプ・デイサービスの市町村事業化は、多くの市町村で無資格・低価格サービスへの移行や事業者への大幅な報酬切り下げが行われようとしています。また、深刻な人材不足に陥っている介護従事者の処遇改善は国をあげての課題となっています。
「高い保険料だけ取ってサービス切捨てと負担増は許せない」「安心できる介護を実現したい」。あらゆる立場の違いを超えて共通の願いが広がっています。
私たちは、以上の立場から次のことを政府と自治体に強く求めます。
1 生活援助サービス、福祉用具等の切り捨てを行わないこと
2 利用者負担の引き上げを行わないこと
3 介護従事者の賃金・労働条件を国庫負担で改善すること
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☆私たちも 共同アピールに賛同します☆
(送り先 FAX 06-6383-1122 メールosakasha@poppy.ocn.ne.jp)
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