大阪社保協FAX通信 第1135号 2016.4.25
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5月連休明け「大阪府統一国保問題 北摂・豊能緊急キャラバン行動」実施。
大阪社保協・北摂豊能ブロックでは、大阪府統一国保問題においてデメリットの多い北摂・豊能地域においてこの問題に限定しての緊急に自治体との懇談を実施することを3月31日のブロック会議で決定し、現在、各自治体との日程調整をおこなっています。
懇談時間は担当課長との1時間を予定しており、地域社保協においては、当該自治体だけでなく、できるだけ近隣自治体にも参加することとしています。
現時点での日程は以下です。かこみの自治体は決定です。
★スケジュール @10時〜11時 A13時〜14時 B15時半〜16時半
5月17日(火)A茨木市⇒B吹田市
5月18日(水)@摂津市⇒B島本町
5月19日(木)A箕面市⇒B豊能町
5月20日(金)@豊中市⇒A能勢町
5月24日(火)@池田市
5月26日(木)@高槻市
★懇談内容は統一国保問題1点で!
懇談は第3回大阪府・市町村国民健康保険広域化調整会議でのとりまとめ内容についての意見交換です。第3回調整会議資料はすでに大阪府ホームページにアップされていますのでぜひ読んでください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kokuho/iryouseido/h27_tyouseikaigi03.html
★詳細は次回ブロック会議で話し合います
第3回調整会議でのとりまとめ内容を学習し、国保緊急キャラバンの内容を話し合います。各地域のみなさん、ブロック会議にぜひご参加ください。
◇北摂・豊能ブロック会議 2016年4月27日(水)午後7時〜 茨木市クリエイトセンター303号室 |
4月13日、富田林社保協が富田林市と統一国保問題で懇談〜市「10月のとりまとめしか知らない」「独自減免は継続したい」
富田林社保協が4月13日、富田林市と大阪府統一国保問題で懇談しました。概要は以下です。
◎大阪府との調整会議の案が3月末にとりまとめられたと聞いているが、内容は聞かれているか?
→10/27中間とりまとめしか聞いていない。その中身では、「統一保険料については6年間かけて統一して行こう」、減免についても同じように6年間かけて検討していくという内容だった。最終案についての府の説明会予定もない。ブロックの羽曳野市に聞いてみる。
◎大阪府の国保課主査を招いての大阪社保協主催のレクでは、「大阪府は統一保険料をめざす」、「赤
字は都道府県化がはじまる2018年度には解消もらわないといけない」、「一般会計法定外繰り入
れは赤字という扱いなので2017年度中にやめていただきたい」、「保険料の減免についても共通
の基準で(おそらく法定減免のみ)したい」・・・などの報告があった。これについて市としてどう
感じるか? 国はそこまで言っていないが府が
→減免については市独自でやっていることなので、今後とも継続していきたいと思っている。
◎決まってしまって府の意向に背いてできるのか。訴訟ということも視野に入れるのか?
→府の意向に背くのはむずかしいと思う。訴訟については回答なし。
◎2014年度「国保滞納者」に対する滞納処分停止の状況をみても、市はこまめに足を運び、2万名を超える調査を実施し1900人の停止を行っている。この数字は他の市町村にない、いかに市民の状況をつかもうとしているかがわかる数字である。市としての姿勢が反映してる内容である。この姿勢が都道府県化により、崩されようとしている。大変残念なこと。社保協としては、とりまとめの調整会議が行われる前の3月24日付けで松井知事と調整会議の委員さんに意見と要望を出している。市としても情報をつかむ努力をお願いするとともに、お互いに情報交換をしていきたいと思う。
→大阪社保協の要望(3月24日付け)については、異議ない。今後の情報交換については了解。
(富田林社保協 竹田事務局長)
4月14日、豊中社保協が豊中市と統一国保問題で懇談〜市「各市町村の意見反映はこれから」「スケールメリットがある」
豊中社保協が4月14日、豊中市と懇談しました。以下概要です
@前回までのワーキンググループでは、方針のためのたたき台を作っているに過ぎない。各市町村の意見反映はこれから。
A地域医療構想のもと、持続可能な保険制度の確立の為にも、「オール大阪」として取り組むべき課題である。
B府下一本にすることで、事務手続きの効率化や、各自治体で医療費適正化を目指した保健事業が活発になることが予想されるなどのスケールメリットを生かすことができる(それ以外のメリットは話には出ませんでした)
C豊中市の国保会計の黒字は30年度までに解消される見込み(一般繰入は減る?)27年度国保会計は5億の赤字の見込み
D現在でも納付について相談を第一に考えている。減免については現状活用していることは認めるものの、今後ワーキングループで豊中方式を反映するかは不明
E保険料シミュレーションは9月まで出ない、出せない(数パーセントでも誤差があると誤解を招
くためと)シミュレーション結果が出たら騒然となることは「否定しません」
F豊中の国保世帯は減っている(後期高齢者への移行も多いが、現役世代の社会保険移行も多い)
【豊中社保協 瀬籐事務局長】
大阪府統一国保問題で各地で学習会〜新婦人大阪府本部「国保カフェ」、新婦人泉南支部でも。あなたの地域でも統一国保問題学習会を企画しませんか?
大阪府統一国保問題への危機感が広がっています。
新婦人大阪府本部は4月20日午前、「くらしの部長会議」で学習。今後は「国保カフェ」として各地で企画をしていきましょうとの提案がされました。
20日午後には新婦人泉南支部で「統一国保問題緊急学習会」が開催され、泉南民商会長のカフェで地域の女性たちがあつまり学習をしました。
2018年度から国保が都道府県単位化するのは既定路線であり、これから策定される都道府県国保運営方針の中で、2018年以降どのような国保を運営するのか、保険料をどのように決めるのか、法定外繰入の有無だけでなく、条例減免はじめ徴収・給付に係る様々な事務等、何を統一し標準化するのか、市町村を縛ろうとするのかしないのかなど、何が盛り込まれていくのかが焦点となります。
そうした中で、大阪府は2010年度からの大阪府独自路線での「統一化」をしゃにむに推し進めようとしているのが特徴的です。きちんとその内容を学んで初めて地域での運動がみえてきます。
ぜひとも地域での「大阪府国保統一化問題学習会」を企画していただくことをお願いします。講師は寺内事務局長が時間があるかぎり飛んでいきますのでご相談ください。
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4月・5月の会議・企画
◇大阪市介護保険新総合事業についての交渉
2016年4月27日(水) 午前9時半〜 大阪市役所地下一階共通会議室
◇北摂・豊能ブロック会議
2016年4月27日(水)午後7時〜 茨木市クリエイトセンター303号室
◇泉州ブロック会議
2016年5月9日(月)午後2時〜 熊取町レンガ館支援室2
◇大阪市・堺市介護保険新総合事業対策会議
2016年5月12日(木)午後7時〜 大阪民医連会議室
◇河南ブロック会議
2016年5月13日(金)午後2時〜 松原民商
◇2016年度大阪社保協「第2回事務局会議」
2016年5月16日(月)午後2時〜 大阪社保協
◇2016年度大阪社保協「第1回幹事会」
2016年5月21日(土)午後2時〜 大阪府保険医協会
◇2016年度近畿社会保障学校
2016年5月29日(日)午前10時〜午後3時 奈良市やまと会議室
第4回近畿社会保障学校 マイナンバー制度の危険性と社会保障に及ぼす影響を学ぼう 地域社保協づくりの取り組みを交流しよう |
第4回近畿社保学校を開催します。今回は「マイナンバーはこんなに怖い」の著者で自治体情報政策研究所代表の黒田充さんをお招きし、マイナンバー制度の危険性と社会保障抑制に働く仕組みなどを詳しく学びたいと思います。午後は地域社保協づくりをテーマにした交流を行います。
新緑がまぶしい初夏の奈良へ、みなさまの参加をお待ちしています。
★日時 2016年5月29日(日)午前10時〜15時
★会場 奈良市やまと会議室3階(近鉄奈良駅下車徒歩2分)
やまと会議室のホームページ http://yamatobill.jp/works/index.html
★企画 午前:10:00〜12:00
記念講演「マイナンバーと社会保障」 自治体情報政策研究所・代表 黒田充氏
午後:13:00〜15:00
全体会 地域社保協づくりの取り組み交流
★参加費:資料代(弁当代込)2000円
★申込み:資料印刷の関係上必ず事前にfaxまたはメールで申し込んでください。
★問合せ:申込先 大阪社会保障推進協議会
Tel
06-6354-8662/fax 06-6357-0846/メールosakasha@poppy.ocn.ne.j
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第4回近畿社会保障学校 申込書
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□氏名 (大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀)
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□連絡先 Tel fax