大阪社保協FAX通信 第1126号 2016.2.2
メールアドレス:osakasha@ poppy.ocn.ne.jp 大阪社会保障推進協議会
http://www.osaka-syahokyo.com/index.html TEL
06-6354-8662 Fax06-6357-0846
大阪社保協「シンママ大阪応援団」サイトアップから8カ月〜生活保護申請が受理され子どもたちと新しい生活を始めたお母さんから「『お母さんが幸せなら、子どもたちも幸せなの。逆も然り』と言われ、その言葉を支えに、ここまできました。今、息子たちはのびのびと明るく、よく笑うようになりました。」とメール届く。
大阪社保協は昨年5月、シンママ大阪応援団サイトをこどもとシンママのサポーターのみなさんと一緒に考えて内容を作り上げ、昨年5月に立ちあげました。 http://shinmama-osaka.com/
パソコンやスマホから「シンママ」と検索するとかなり上位にでてくるということと、「相談活動ハンドブック差し上げます」としたことで、昨年の秋以降このサイトを通じての何人ものおかあさんからの相談メールをいただくようになりました。
昨年10月にメールをいただき、大阪以外の方でしたので、大生連にすぐに相談し、その地域の支援者の方を紹介していただいたうえで、寺内事務局長も同席してご相談を受けたシンママさんから先日、以下のメールをいただきました。
なによりも、子どもたちが安心して明るくなったとのこと、こんなうれしいことはありません。
ご本人の許可を得て、シンママ大阪応援団サイトの「先輩シンママの声」として掲載させていだきましたので、ここでも紹介いたします。
あなたの周りにおられるシンママさん、プレシンママさんにいつでも「シンママ大阪応援団サイト」を通じてメールをくださいとご紹介ください。また、あなたの組織・団体でもこのサイトをご紹介ください。大阪の方でなくでも、必ずその地域の支援者の方につなぎます。
そして、「あきらめないで、どうぞご相談ください。あなたはひとりぼっちではありません」とお伝えください。
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★シンママさんからのメール
経営難で多額の借金のある、自営業の主人とは妊娠を機に、結婚して七年でした。(借金はあと四年で完済すると言われてましたが、売上減少などで増える一方でした。)
子どもは小一と幼稚園年長の兄弟です。
新婚時代から、酒癖が悪い主人から何度もDVやモラハラを受けるようになりましたが息子たちから『お父さん』を奪うことに迷いがあり、何度も別居しては戻っていました。『離婚』を決意したのは、子どもたちにも暴力をふるったのが、どうしても許せなかったからです。まともな話し合いはできず、調停をして半年ほどで離婚が成立しました。
着の身着のまま、逃げるように三人で戻り、持病のある、年金暮らしの両親に甘えて実家に住んだものの「お互いのために、できれば将来は別で住んでほしい」と言われ、私も納得はしたものの、始めたばかりのパートの収入だけで、生活の建て直しをどうすればいいのか途方に暮れていました。(独身時代の貯金は、借金返済と生活費に使い果たし主人の自営業を手伝っていたものの、当然給料はありませんでした)
役所をはじめ、色々な相談機関に行きましたが具体的なアドバイスには繋がらず、こちらのサイトにたどりつきました。『大阪』となっているので、他府県在住の私は対象外だろうな、と思いつつ、諦め半分、藁にもすがる思いでメールをしました。すぐに『生活保護の申請をしましょう!必ず通ります。』と心強い返信を頂き、その週末には最寄り駅まで来てくださり申請に付き添って下さる地元の方も紹介して頂きました。
実はその三ヶ月ほど前に、自分一人で役所に生活保護の相談に行きました。
話は聞いてもらったものの、申請書も書かせてもらえず帰されました。が、付き添いの方のお力添えのおかげで、無事に申請も通り母子三人で引っ越すことができました。
申請が通るまで両親からは、「怪しい組織では?」「騙されてないか?」などと言われ続けましたが(失礼ですみません)、本当に見ず知らずの私たちのために力を貸してくださったのです。
生活保護に抵抗がないと言えば嘘になりますが今の私たち三人の穏やかな生活のためには、これしか方法はありませんでした。
今、DVやモラハラで悩んでいる方に(心身とも疲れはてなかなか行動に移せないこともよくわかりますが)、○一人で悩まず、ダメ元でも、とりあえずあちこちに相談○アドバイスされたことは、できるだけしてみることで、少しずつでも必ず、道が開けてくることをお伝えしたいです。
私も「私が我慢すれば…」と思ってきましたが相手は変わりません。
ある方に「お母さんが幸せなら、子どもたちも幸せなの。逆も然り」と言われ、その言葉を支えに、ここまできました。今、息子たちはのびのびと明るく、よく笑うようになりました。
これを励みに、次は本当に自立できるようにがんばろうと思っています。
どうか諦めず、一人で悩まず、声をあげてください。必ず、手をさしのべてくださる方に繋がります。
「2.8大阪市介護保険新総合事業を学ぶ学習会」は申込160人突破!一方「2.10マイナンバー学習会」はいまだ30人足らず!!あなたもぜひご参加を!
2月も大阪社保協の学習会は目白押しです。2月8日の「大阪市介護保険新総合事業を学ぶ学習会」にはすでに160人をこえる申し込みが殺到しています。参加予定の方は大至急申し込みをしてください。
一方、2日後の「マイナンバーと社会保障学習会」はまだ30人足らず・・・・これはとても残念なことです。
学習会当日には講師の黒田充さんの最新刊の「『マイナンバーはこんなに恐い! 国民総背番号制が招く“超”監視社会』の内容をお話いただき、そして当日も販売します。
今回の講師の黒田充さん をご紹介くださった大阪社保協介護保険対策委員の日下部さんから以下のように書籍の推薦の言葉がとどきましたのでご紹介します。学習会、ぜひご参加くださいね。
★日下部さん 推薦文
私は、昨年からマイナンバー本を10冊以上読みましたが、この本以上に「分かりやすい」本はありません。「社会保障・税共通番号」と言われていた時期があるように、マイナンバーはプライバシー侵害と監視社会化をもたらすものですが、その「狙い」は、社会保障の解体・自己責任化と収奪です。マイナンバー制度のイロハからその本質、そしてマイナンバーがもたらす恐怖の近未来まで、この本が生き生きと教えてくれます。とくに、社会保障関係の方、自治体関係者や住民運動に取り組む人は必読の一冊です。
日下部雅喜 大阪社保協介護保険対策委員/介護保険に怒る一揆の会事務局長
「マイナンバーと社会保障」学習会
マイナンバーはもともと社会保障改革議論の中から浮上してきたものであり、社会保障費抑制のために導入されました。具体的にはどのように使われ、今と背何が狙われているのでしょうか。
今回、「共通番号ここが問題」の著者である黒田充さんを講師にむかえ学習会を企画しました。ぜひご参加ください。
★日時 2016年2月10日(水)午後6時半〜8時半
★会場 大阪府保険医協会M&Dホール
https://osaka-hk.org/access/
★講師 黒田充さん(自治体情報政策研究所 代表/大阪自治体問題研究所 研究員/大阪経済大学非常勤講師 地域情報論担当)
★参加費・資料代 1000円
★参加申し込み 資料作成の関係上、必ずメール・faxで事前申込みをお願いします。
★主催 大阪社会保障推進協議会
06-6354-8662 fax6357-0846 osakasha@poppy.ocn.ne.jp
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「マイナンバーと社会保障」学習会参加申込書
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