大阪社保協FAX通信   1108号 2015.7.5

メールアドレス:osakasha@ poppy.ocn.ne.jp     大阪社会保障推進協議会

  http://www.osaka-syahokyo.com/index.html    TEL 06-6354-8662 Fax06-6357-0846

 

7月大阪府内全通所介護事業所調査に取り組みましょう〜本日、大阪社保協からも650事業所に一斉送付しました。

 6月26日に「大阪府内全通所介護事業所(デイサービス)訪問調査 意思統一・スタート学習会」を開催しました。

まず「デイサービスってどんなところ?」と題して益田洋平さん(社会福祉法人こばと会デイサービス管理者)に事業所の具体的な活動内容と今回報酬引き下げにより危機的な状況におかれている現状についてリアルにお話しいただきました。

続いて、「なぜいま通所介護事業所調査か〜その意義と調査内容について」日下部雅喜さん(大阪社保協・介護保険対策委員)にデイサービスに対する国の攻撃の内容、報酬改定の内容についての詳しい解説と行動提起が以下のようにありました。

 

1.なぜ、通所介護事業所アンケート活動か

○2015年度介護報酬改定で最も大きな引下げに示されるように政府は、介護サービス切捨て・再編のターゲットに通所介護(デイサービス)を上げている

○要支援外しでも、ホームヘルプと並んでデイサービスが対象とされ、報酬改定では要支援1で25パーセントもの大幅引下げとなった

○小規模(定員18人以下)の通所介護事業所は2016年4月から地域密着型サービス移行となり市町村の規制がさらに強化される

○地域では、通所介護事業所の閉鎖・撤退とともに、要支援者締め出し、サービスの短時間化や、報酬減を給食費引上げなどで穴埋めする動きが広がっている

○介護保険改悪問題の焦点である通所介護(デイサービス)の実態把握運動及び事業所との対話運動を通じ、今後の共同の基盤を作る。

 

. アンケートの送付・回収について

@   地域社保協で、お願い文(社保協名・連絡先などを記入)を作成・印刷、アンケート用紙の印刷(データで送るとともに、大阪社保協ホームページに「2015大阪府内全通所介護訪問調査」のページにデータをアップします)

A地域内の通所介護事業所の宛名作成

 ○役所の介護保険担当課で通所介護事業所一覧表を入手

 ○インターネット「介護サービス情報公表」で検索できます(「通所介護で当該市町村で検索」

 ○大阪社保協作成の介護事業所一覧(エクセル)からラベル印刷をすることもできます。

B地域社保協で発送(7月中旬まで)。地域社保協がないところ、また取り組めないところには7月5日に大阪社保協から一斉送付。

C地域社保協で分担して事業所訪問・回収(7月末まで)

 ※この時大阪社保協の「相談活動ハンドブック」など提供する(相談活動ハンドブックは7月15日頃納品)

D回収したアンケート内容を所定の集約エクセルフォーマットに入力し、メールで大阪社保協に送付(8月10日まで)

 

.集計分析作業

 大阪社保協で地域社保協から送られてきたデータをもとに8月に行います

 

.大阪府及び市町村、国への提言 

 大阪社保協介護保険対策委員会で検討し9月に公表します

 

.協力事業所への集計報告・提言の送付・配布

 

 

★7月5日に大阪社保協から送付した地域

 

【大阪市】阿倍野区(27)住吉区(46)浪速区(17)西区(7)西成区(51)東住吉区(57)東成区(39)

東淀川区(56)平野区(60)福島区(10)港区(19)淀川区(44) 旭区(38) 

【北摂・豊能】池田市(29) 豊能町(6) 能勢町(3) 島本町(6)

【北河内】四條畷市(11) 大東市(24)

【中河内】柏原市(19)

【南河内】河南町(3)太子町(5) 千早赤阪村(2)

【泉  州】高石市(15)泉大津市(27) 貝塚市(29) 泉佐野市(34) 泉南市(13)忠岡町(8)田尻町(2)

 熊取町(15)岬町(5)

 

★上記地域以外には地域社保協からアンケート送付と回収を!! 事業所シールが必要なところは大阪社保協までご連絡ください。

 

 

自治体キャラバン行動事前学習会続々開催!!どなたでも参加可能です。

 

630日(火) 泉州ブロック事前学習会(18:30-  岸和田市福祉センター 40人)

74日(土)  北河内ブロック事前学習会(10:00- けいはん医療生協本部 25人)

74()  箕面社保協独自事前学習会(1000- 箕面市民会館1階大会議室)

77()  大阪社保協拡大事前学習会(@1400- A1830- 大阪府保険医協会MDホール)

710日(金) 河南ブロック事前学習会(18:30- ノバティ河内長野)

717日(金) 北河内ブロック事前学習会 (18:30- けいはん医療生協本部)

721日(火) 泉州ブロック事前学習会(18:30- 貝塚市福祉センター)

722() 豊能ブロック事前学習会(1800- ほくせつ医療生協健康づくりセンターたまい)

725()  堺事前学習会(1300- )

728()  茨木・高槻合同事前学習会(1900- 茨木市クリエイトセンター)

730()  八尾・柏原合同事前学習会(1900- 八尾プリズムホール)

83日(月)  河南ブロック事前学習会(18:30- 藤井寺市民会館別館)

820()  大阪市内ブロック事前学習会(1830- 大阪民医連)

 

 

20157月○日

通所介護事業所のみなさまへ

○○○社会保障推進協議会

                                   会長   

住所 連絡先

 

介護保険制度改定等の影響に関するアンケートのお願い

 

 盛夏の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

  

さて、本年4月から介護保険制度の改定がはじまり、介護報酬改定が行われました。

全体としてマイナス2.27%の介護報酬引下げですが、通所介護などはさらに大きな引下げとなっています。

 

今後、要支援者の通所介護サービスの市町村事業(新総合事業)への移行や、小規模通所介護の地域密着サービスへの移行など、さらに大きな制度見直しが迫っております。

 

そこで、私たちは、実際に通所介護を担うみなさまに、「今回の制度改定・報酬改定の影響」についておたずねし、その結果をまとめ、この秋に、大阪府と府内市町村、さらに厚生労働省へ改善の要望をしたいと考えました。

 (本アンケートは事業所名等は一切公表しない無記名集計とさせていただきます)

 

 なお、結果内容等の送付をご希望される場合は6.の自由記載欄にご住所・事業所名をお書きください。

 

大変お忙しい中、恐縮ですが、アンケートへのご回答をお願い申し上げます。

 

 

. お送りしたアンケートの回収について

   お送りしたアンケートへのご記入をお願い申し上げます。

   

     月   日に回収にうかがいます。

 

   なお、回答は7月末までにFAX○○-○○○○-○○○○宛お送りいただいてもかまいません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通所介護(デイサービス)事業所のみなさまへ

介護保険制度改定等の影響に関するアンケート

大阪社会保障推進協議会

 

 ご利用者のよりよい暮らしのために、日々ご努力されていることに敬意を表します。このアンケートは、事業所の名前等は一切出さず、集計処理を行います。各項目に当てはまる番号に○印、またはご記入をおねがいします。

 

1. 事業所概要についてお尋ねします

(1)所在市区町村   (          )市(               )区 

(2)運営主体

  @株式会社・有限会社  ANPO法人 B社会福祉協議会 C社会福祉法人(社協以外) D医療法人 E協同組合 Fその他(     )  

(3)総利用定員 (  )人

(4)実際の利用者数(一日当たりの平均利用者数)

  要支援1、2 (  )人      要介護1〜5 (  )人

(5)宿泊(お泊り)サービス    @実施している    A実施していない

  

2 介護報酬改定の影響などについておたずねします

(1)介護報酬改定前を比べて事業所の収入はどのくらい変化しましたか

 @増えた  約(  )%    Aほぼ同じ   B減った  約(  )%

(2)取得している加算は(当てはまるもの全て)

 @個別機能訓練加算(T)     A個別機能訓練加算(U)

 B認知症加算           C中重度ケア体制加算   D延長加算

 E若年性利用者受入加算      F栄養改善加算     G口腔機能向上加算        

 Hサービス体制強化加算      Iその他の加算(          )

(3)介護職員処遇改善加算の取得は

@処遇改善加算Tを取得している     A処遇改善加算Uを取得している

B処遇改善加算Vを取得している     C取得していない

(4)処遇改善加算を取得している事業所にお聞きします。賃金改善の方法は(複数回答可)

 @基本給の改善      A手当の新設・改善    B賞与・一時金で支給

 Cその他(                      )

(5)報酬改定への事業所としての対策は(複数回答可)

 @サービス提供形態(単位、時間)の見直し    A利用者数を増やす

 B人件費を節減    Cその他の経費節減  D要支援の利用者の受け入れを控える

 E利用者負担(給食費など)の引上げ    F報酬以外の収入を増やす

 

3 要支援者の「新総合事業」移行についてお聞きします

(1)新総合事業の内容について、自治体からどの程度情報を得ていますか

 @かなり情報を得ている A少しは情報を得ている Bほとんど得ていない

 Cその他(           )

 

 

(2)新総合事業について、どのようにお考えですか

 @大変心配している A心配なことはある Bあまり心配していない 

 Cその他(           )

 

(3)新総合事業への移行で、心配されていることはどのようなことですか(複数回答可)

 @新総合事業の報酬(支給額)が下がると事業所経営が困難になる

 A職員の確保が難しくなる

 Bボランティアや無資格者でどのくらい利用者に対応できるか不安

 C利用者の生活に支障がでてくるのではないか心配

 Dその他(                         )

上記のほか 心配なこと、懸念されることがあればお書きください

 

(4)新総合事業の「多様なサービス」(基準緩和サービス、住民主体サービス)への参入を考えていますか

 @積極的に参入を考えている

 A参入してもいいと考えている

 B参入はかんがえていない

 Cその他(             )

 

4 今後の事業展開についてお聞きします

 事業所として、通所介護をめぐる環境変化の中で、今後どのように事業を展開していこうと考えておられますか

@事業から撤退することを考えている

A事業所の整理・縮小を考えている

B事業所の規模拡大を考えている

C障害サービスなど新たなサービス追加を考えている

Dその他(                          )

 

5 事業所(デイサービスセンター)の特徴(セールスポイント)があれば一言お書きください。

 

 

 

 

6 その他ご意見

国・自治体への意見があればお書きください